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たゆたう暮らし

自分はとても関心があるけれど、世の中的にはそうでもないような事をここに書き記す。

新譜の感想 "Let Me Get By" Tedeschi Trucks Band;新三大ギタリストのひとりが弾く、情感あふれるブラック・ミュージック

音楽

 このバンドをひとことで説明するならば、デレク・トラックスというテクニカルかつ非常にエモーショナルなブルース・ギタリストを有する、アメリカン・ミュージックのバンドってところです。

 彼らの曲でヒットソングというのはないかもしれませんが、今のところの代表曲といえば多分"Midnight in Harlem"になると思います。彼らはライブ・バンドであり、スタジオ録音のシングル・カットよりも、ライブで素晴らしいアレンジを聴かせた曲が代表曲になるのです。

Tedeschi Trucks Band - Midnight in Harlem (Live from Atlanta)

 

 今回のニュー・アルバムの第一印象としては、旧作よりもブルース・ロック成分少なめで、よりソウル、R&B、時にはゴスペルテイストが前面に打ち出された、ブラック・ミュージック系のアルバムだと感じました。

 iTunesで聴いているのだけど、前二作と比較すると"Masterd for iTunes"と銘打ってあるおかげか、ベースの音が大きめで、ソウル特有の気持ちいいベースラインがくっきり聴こえます。

(でもたまに音が割れて聞こえるのは気のせい?それとも回線のせい? iTunesもっと頑張れ!)

 

 ボーカルのスーザン・テデスキはボニー・レイットシェリル・クロウを思わせる、カントリー・ロックが似合いそうなハスキーボイス。そしてデレク・トラックスエリック・クラプトンとのツアー経験もあるブルース・ロック系スライドギタリスト。

 どの曲も、そんな中心メンバーの彼らと、ベース、ドラム、キーボード、ホーン隊などバンドメンバーとの掛け合いが、楽曲の後半に向ってボルテージが上がっていくような構成で、これはもうライブで盛り上がること必至なのですが、スタジオ録音の状態でも相当熱い!

 デレク・トラックスのギターソロは、いつも通りどれもとてもエモーショナルで、聴いていると気分が高揚して、ボリュームを上げずにはいられない出来栄えです。しかも長いのでたっぷり聴ける。

 アルバムの中で、今のところ個人的な「特に」を挙げるなら①②③⑦曲目。

 ①曲目はアルバムの導入で、今にも沸騰しそうだけど、まだ情感を抑えつけているようなバランスが心地いい。でも②、③曲目では、早速フタが吹っ飛んで、ボーカルと楽器の熱い掛け合いに突入します。

 ③ Don't Know What It Means

ドント・ノウ・ホワット・イット・ミーンズ

ドント・ノウ・ホワット・イット・ミーンズ

  • テデスキ・トラックス・バンド
  • ロック
  • ¥250

 ⑦曲目ではボーカルが交代しますが、アルバムいちばんのR&B テイストな楽曲で、スライドでないギターソロもとても良いです。

 そして⑦後半から⑧の流れは、ライブ盤での名演奏"Midnight in Harlem"の導入部を思わせます。

 

 前回彼らが来日したのは二年前。SHIBUYA-AXで観ました。そして今年の東京公演は4月1日(金)武道館。

 

 仕事で早く帰れない日なんですけど!!

 

(写真は分かりにくいけど前回AXで撮ったもの)

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  • アーティスト: テデスキ・トラックス・バンド
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2016/01/29
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