たゆたう暮らし

自分はとても関心があるけれど、世の中的にはそうでもないような事をここに書き記す。

新譜の感想 "Windy City" Alison Krauss

 ブルーグラス界いちばんの美声の持ち主と言われる、アリソン・クラウスのニューアルバムが出ました。

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alisonkrauss.com

 ブルーグラスというのは、スコッチ・アイリッシュ系の伝統音楽をルーツにしているアメリカン・カントリーの1ジャンル。フィドル(バイオリン)やバンジョーをスーパー速弾きしているカントリー・ミュージックを聞いたことがあったら、たぶんそれがブルーグラス

 アメリカでのカントリー・ミュージックの市場規模はとても大きくて、ミリオンセラーのミュージシャンも多いらしいけど、日本でカントリーのミュージシャンが紹介されることってほとんどない気がします。テイラースイフトくらいでしょうか。

 そんな中で、アリソン・クラウスの名前は映画のサントラだったり、ロック畑のミュージシャンとの共演だったりでわりと聞く機会があるように思います。

 私が初めてアリソン・クラウスの名前を知ったのは、コーエン兄弟監督、ジョージ・クルーニー主演の映画「オー・ブラザー!」の劇中に流れるこの曲。

Down to the River to Pray

Down to the River to Pray

  代表曲と言われるとよく分からないけれど、グラミー賞を獲ったこの曲とか。

 個人的にいちばん好きなのは、泣く子も黙るレッド・ツェッペリンのヴォーカリストロバート・プラントとのデュエットアルバム。アリソン・クラウスはともかくとして、ハードロック系の歌手の歌の上手さって凄まじいんだなあ、と改めて気付かされるアルバムです。

◇ ◇ ◇

 さて今作の"Windy City"。

 彼女はバックバンドとの連名で"Alison Krauss & Union Station"名義でアルバムを出すことが多いのだけど、今作はアリソン・クラウス単独名義。ブルーグラス&王道カントリーのカバーアルバムです。

 やっぱりあんまりストレートすぎるカントリーはピンとこないのだけど、アリソン・クラウスが歌うとどこか寂しげで、少し厳かな感じが漂うのがいい。

www.youtube.com

 来日することはあり得ないと思うけど、ライブを聴いてみたいミュージシャンです。

Windy City

Windy City

 
Raising Sand (Ocrd)

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