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新譜の感想 Ron Sexsmith "The Last Rider" (2017)

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 発売したのは4月頃なのだけど、すぐにはApple Musicで配信されなかったので聴きそびれてそのまま忘れていた、ロン・セクスミスのニュー・アルバム。

 10月3日にネットに上がった動画を見て思い出しました。

"Refugee" written by Tom Petty

 トム・ペティ。トラベリング・ウィルベリーズのメンバーがまた一人亡くなってしまいましたね。

 

 さて、ロン・セクスミスはカナダ出身のシンガーソングライターで、少し憂いをたたえつつもポップさを兼ね備えているメロディーが特徴的です。(上の動画では、散らかった部屋で弾き語りをする素人のような風体ですが。)

 長年、良質なポップスを歌い続けていながらヒット曲はありません(悲)

 

 最初にロン・セクスミスを聴いたのは、エルヴィス・コステロの来日公演の前座でした。二十年かもっと前のことか。その時は憂い要素が強すぎて、ちょっと眠くなったのを覚えてます。

 でもその後2000年代始め頃ころからは、ポップさが増したアルバムを次々とリリースして、いつの間にか単独公演を観に行くファンになりました。

 確かクラブクアトロとSHIBUYA DUOで見たと思うけど、この二つのライブハウスはどっちも馬鹿デカイ柱が邪魔だったなあ。

 

 今作の「ザ・ラスト・ライダー」のタイトルとジャケットは、最後の晩餐("The Last Supper")をもじったものだそうです。なぜもじろうと思ったのか。

 オフィシャル・サイトのインタビューを読むと

Sexsmith adds, “The album title stems from these thoughts I’d had going into it that this actually might be my last album for a while, just because of how frustrating the music business can be these days. But the way everything played out, it felt a lot more free, so I guess we’ll see what happens.”

  ちっとも売れないからかどうか分からないけれど、「音楽ビジネスに少し嫌気がさして、当面このアルバムを最後にしようと思ってタイトルをつけた」みたいなことがか書かれています。

 「でも作ってみたらいい感じなので、少し様子をみるつもり」ともあるので、思い直したみたいだけど。

 最後と言うわりには曲調はいつものマイペースな感じで、いつもと同じくロンセク節全開の心地よく聴けるアルバムになってます。

The Last Rider

The Last Rider