blog in a bottle

音楽、本、映画などの私的メモ

デューン Part 2

ドゥニ・ビルヌーブ監督版のデューンは、原作に沿いながらも、描かれない物語の隙間を、世界感を補完するように視覚化していて、それが、とても良かった。原作とは異なるが、人類の未来のために愛を諦めた悲壮感ある結末は悪くなかった。宗教的指導者と狂信者達の危うさは、昨今の現実社会ともリンクしてるだろう。ガーニーとハワトがジェシカを裏切り者と信じ込んでる展開がなかったのはまあ尺の都合かなと思ったが、妹が出てこないのは少しさみしかった。